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【WUG3rdツアー】イバラの道でも行ける大阪

Wake Up, Girls! 3rd Live Tour「あっちこっち行くけどごめんね!!」 2016年7月24日、大阪公演。

僕の人生において大阪という街に別段思い入れは無かったりするんだけど、ことWUGライブツアーに関しては、毎年毎年非常に印象深い出来事が多くて。 まあ去年や一昨年の話は本当に色々あって長くなるので割愛するとして。 (知りたい人はぬもとの接近戦に参加しよう。) 結論から言えば、今公演においても、自分の人生に大阪という地の思い出を刻み込むのに充分な体験を得ることができた。

ちなみに、今回のツアーから夜行バス他界したんだけども、 それは、給料が上がり、昇進をし、金銭的な余裕が出てきたという事もあるし、それ以上に、給料が上がり、昇進をし、人としての格が高くなった(と思い上がる程度に人格が歪んだ)ので、夜行バスという人権無視乗り物の存在が許せなくなってしまったというのが要因なんだよな? すいている新幹線は本当に正義の乗り物だと思う。

そんなわけで悠々とAM11時ごろに大阪に到着し、ミーハーなので即たこ焼きを食べた。 たこ焼き 美味しかったけど、好きな子に会う前に青のりたくさん乗った食べ物を食べるのは最悪の選択だと気づいた。

また、今回のツアーでは毎公演ちゃんと感想の手紙を書いて次の公演で渡す、という事にしているので、昼の部開演前に急いでカフェーに駆け込みしたためた。 (事前に書いておけばいいのにという話。) 何かプレゼント的なものも贈りたいなという気分もあり(先週52億円分ぐらい誕生日プレゼント買って贈ったというのに)、誕生日の時にツイッターに上げたイラストの出来が気に入っていたのもあり、描いたイラストをコンビニプリントでブロマイド化して贈るという試みをしてみた。 思ったより綺麗にプリント出来たし、これ侮れないなと思ったので、諸氏もやってみては。(ファミマのやつが良いと思う。) DSC_0161 ↑実際これめっちゃ良くないですか???

さて、肝心のライブの話はというと。 僕は昼も夜も整理番号が999999999999999999999999999999999999999999999999999番だったので開演直前までポケモンゴーをしながらくつろいでたし、オルスタなら適当に前いけるやろと思ってたけど、中に入ると思ったよりワグオタクで埋まっていたし開演しても圧縮される気配も無いのでこれはもう前に行くのはやめようと早々に諦めた。 ワグオタクは基本的にオルスタでも立ち尽くしているものだというのは前回で学んだんだった。 そうと決まれば、割り切る。 舞浜では見つめる事に夢中になりすぎてしまったので、今回は少しはしゃげてそれはそれで悪くなかった。

身長が低くて良かった事が0個で悪かった事が無限個だと思って暮らして来て、こういったライブにおいても前が中々見えなくて悲しい思いをするんだが、それでも頑張って背伸びをしたら何とか好きな子の顔を視界に収められたので人生で1,2を争うぐらい長時間背伸びをしていた。 そのままどさくさに紛れて身長が少し伸びたら良いのに。 ただ、やはり悪い事ばかりではなく、良い事というものもこの世に存在していて。 今回で言えば、前を塞いでいる障害物が奇跡的に左右に分かれて七海と僕との間に道が出来る瞬間が何度かあって。 その数秒だけはお互いに存在を感じ合う事が出来て、そう、この瞬間の為なんですって。 “運命の女神”の時、3秒ぐらいずっと僕の事を見ていたのは本当に、何。

乗り物に乗って、会場に行って、会いに行けば会えるんだよな、結局は。 地方公演には本当に特別な魅力があるといつも思い知らされるので、僕は旅するのをやめられないんだよ。

お金も無くなるんだよ。

プリンセスまゆちゃんもエモくって良かったな。 各公演のプリンセス、それぞれの輝きを放っていて素晴らしいし、本当に僕は沖縄でプリンセス七海に導かれて天に旅立っていってしまうのではないかと思わされる。 “HIGAWARI PRINCESS”の曲自体も強いのがまたな・・・。

今回のツアーにおいて、大阪・福岡あたりは自分にとってどういう位置づけになるのか想像しかねていて、今となっては有り得ないと思うんだけど当初は“行かない”という選択肢も有り得て。 ただ終わってみれば大阪公演は後から振り返っても非常に印象深い体験になった事は間違い無いし、月並だけど「来て良かった。」これに尽きる。 来て良かった、会いに行って良かった。

それにしても日曜の地方公演っていうのはいつも帰りがつらいもので。 夜行バスならまだしも新幹線で帰るとなると夜公演終わって一目散といった感じになってしまった。 せっかくの大阪、ゆっくりと美味しいグルメや酒の一つでも堪能したかったという気持ちがあるにはあった。 DSC_0162

ただ、目を瞑ると鮮明に七海の姿が浮かんできたし、1人ガラッガラの新幹線でその日の余韻に浸りながら過ごす2時間半というのは、中々悪くない時間だった。 そんなこんなで、日付が変わる前には東京に戻り、月曜日の仕事の事なんか考えながら山手線に揺られた。

家に帰って眠る頃には、鮮明だった七海の姿は瞼の裏からも消えてしまっていた。