【ぬもin徳島2016秋】1日目 - 徳島へ向かう旅~マチアソビ到着編
思い返せば、これまで色々とやらかしてきた。
いつかの夏、北海道に行こうとして飛行機を取ったら始発で家を出ても間に合わなくて2万円追加して飛行機を取り直した。
いつかの秋、台風のなか暗闇の徳島を歩き続けて空港まで行ったのにもう飛行機が飛んで無かったので野宿を模索しつつセブンイレブンのフードコートで寝た。
今年、明日徳島へ行く飛行機って何時だっけと思って調べたら、行きの飛行機を予約できていなかった。
2度あることは3度あるというか、3度めの正直というか、仏の顔も3度までというか。(?)
そもそも2度や3度という話でも無い気がするけど。
とにかく久しぶりにやってしまった。
結論から言うと何とかなったんだが、なんでいつもこんなしんどい思いをしなければならないのか。
実際これ僕が僕じゃなければ本当に面白いし笑えて来るんだけど、僕は僕だから勘弁して欲しい。
そんなドタバタで始まった、今年の秋。
マチアソビの秋。
徳島への長旅
飛行機を失った僕が導き出した最短のルート。
始発で家を出て品川まで行き新幹線で岡山へ。
7時間弱の旅で12時すぎには徳島に到着できる計算だ。
目当てのイベントは、13:30から眉山ステージで行われるWUGステージが最初だったので、一応間に合う。
そうと決まれば、これで行くしかないと。
ツイッターで悪いオタクたちが僕の徳島到着時間を17時だとか19時だとか予想する賭博をしていたけど、僕はいつも自分に賭けているので、絶対に12時に徳島に着く気しかなかった。
とは言え、特急1本でも乗り換え逃すとそれだけで下手すると数時間レベルの遅れが出るわけで。
僕にとってははじめてのおつかい並の高難易度だと思った。
なんかここまで前振りしといたら道中で面白いアクシデントが色々あって然るべきな気がしてきたけど、実際びっくりするぐらい何もなく順調に行って完全に時間どおりに徳島到着しちゃったので何も面白くないし何も書くことが無いな。
みなさんの期待に添えず申し訳ないが、僕は真剣に好きな人に会いに行かなくてはならなかったので。
もう道中の写真を載せることしかできない。
今回も特急うずしおのお世話になった。
車窓からの景色は本当に最高で、来て良かったなと思えるもの。
うずしおの車内も、どこかレトロ感が漂っていて趣がある。
着いた。徳島。
もはや地元のような安心感がある。
まあ、実際あっさり着いた感はあれど、やっぱり7時間に及ぶ旅はしんどいもので。
飛行機を超える乗り物は無いな。
眉山登頂編
徳島に着いたはいいものの、眉山でのWUGステージ開始時間が迫っているので急いで山頂へ。
ロープウェイを使ったのは失敗だった、バスの方が明らかに早いのに。
しかも値段高いし、怖いし。
いや毎回思うんだけど、ロープウェイってあんなに平然と運行されてるけど、感覚的に安全性を理解できる要素が一つも無くないですか?
「まあ、もちろん年に1回は落ちますよ。」とか徳島でロープウェイやってるおじさんが言ってても「それはそうですよね。」と完全に納得する自信ある。
何はともあれ、ギリギリで到着。
WUGステージ、僕は何故か勝手にトークイベントだと解釈していて。
実際はMCもほとんど無く、とにかくライブだった。
これは本当に僕が勝手に勘違いしていただけなのに、すごく得した気分だった。
いやー、やっぱり“HIGAWARI PRINCESS <PRINCESS Nanami ver.>”に尽きるんだよな・・・。
沖縄という特別な地で聴けたのも本当に良かったんだけど、やっぱり徳島で聴けるのは格別で。
これだけでもう、今年も来た甲斐があったというもの。
改めて、この場所で、この3日間は、この子が主役でいられるんだ、って、嬉しく、誇らしくなった。
今年のツアーのようなフルライブも、徳島でできる日があれば良いんだけど。
その後はWUG一日警察署長という、謎感の高いイベント。
七海のポリス制服姿、正直めちゃくちゃかわいかった。
そもそも七海っていうのはかわいいものなんだから、わざわざ「かわいい」と形容することってあんまり無い気がしたけど、純粋にかわいいと思った。
ちょっと緊張してカチコチしてたし。
永のさんの制服姿はなんか、妙な色気というか、逆に街の治安が乱れるような、そんな性的不健全さがあった。
パトロールに行くというので、パトカーで下山していくのを見送った。
一人でぽつっと立って「おう」つってやったら七海もなんか口パクで言ってくれたので嬉しかった。
何て言ってくれたかは分からなかったけど。
地上編
その後は僕も下山して、東公園で17時からおへんろステージ。
(その前にやってた鈴村健一さんのアドリブステージも面白かった)
僕がマチアソビに一番求めているのは、やっぱりおへんろイベントなのであって。
今回もおへんろに救われたので本当に良かった。
環境省とのコラボということで、3R(ロナウド・リバウド・ロナウジーニョではない)についての説明とかをしてた。
イベントの趣旨はすごい真面目な感じなんだけど、これが妙に面白くて。
環境省のおじさん(いずみん)が、おへんろ3人娘っぽい感じで原稿を用意して、それをTEAM OHENRO各位が読むんだけど。
いかんせん環境省おじさんが書いてるものだから、所々口調や語尾がやばい感じになってて、完全にシュールな笑い空間が生まれてた。
3人もそれでケラケラ笑いながらグダッグダな感じで読んでて、まあ、締めるとこは締めて(たかな?)。
そうそう、こういう緩さが徳島でありマチアソビでありおへんろだよなって。
イベントの締めはやっぱり“千と二百の物語”。
これを聴かなきゃ徳島から帰れない身体にされてしまった。
今回、僕は前から3列目(高さ的に目線が丁度合う)で七海のド正面という最高のポジション取りに成功していたんだ。
(前が鈴村健一さんだったから気合入れて席取ってた女子が抜けるのを狙っていた。)
“千と二百の物語”はサビで指差しの振り付けがあるんだけど、その度に僕が指さされるし、目は合いまくるし、至れり尽くせりか?
ここまで来ると逆に恥ずかしくてドギマギしちゃうのが良くないね。(良い)
なんかまた現金な話にはなってしまったけど、そういう良い体験もあり、やっぱり完全におへんろ最高なんだよなって。
救いだよ救い。
18時からはハッカドールお渡し回だけど、これは参加券の抽選が朝8:30という無理すぎるタイミングだったので初日分は最初から諦めてた。
でも往生際は悪いので、参加資格の無いお渡し回を遠巻きに見学していた。未練がましいね。
それで初日は終わり。
今回は来ている知り合いが少なかったけど、貴重な知り合い2人と飲めたので良かった。
付き合ってもらってありがとうございます。
特にアテも無かったので、毎回のように行ってる駅前の安い居酒屋に。
喉が無限に乾いていたので、一発目、フローズン生。
これがマジで美味いんだよな・・・。
なんか今回あんまり写真撮ってないけど、キス天と瓢太閤。
上半身の話や下半身の話を満遍なく出来て有意義だった。
ありがとうございます。
解散したら宿が無いと気づいた。
だから今年もまた、ホテルジョイサウンドのお世話になった。
いま何してるかな 君も見ているかな オレンジ色に染まる空を 朝日に変わる夕陽を キズナ - ORANGE RANGE
せっかく徳島にいるのに沖縄に還りたいという気持ちになるの、贅沢の極みだ。
ひとしきり歌って、硬い椅子の上で寝た。 明日会えたら何話そうって、考えながら寝た。